そんなわけで今週からはいよいよ栞編。これまで断片的に語られていた栞のそして香里の事情が徐々に明らかになりだします。
とその前に舞編の後始末も忘れずにということでその後の舞と佐祐理の状況が明らかに。どうやら２人ともそんなに酷い怪我ではないもののしばらく入院を必要とするらしくどうやら次の登場があったとしても最終回辺りになりそうです。
そして、２人のお見舞い帰りにあゆに関する伏線もチラリと。

で肝心の栞編はというと、早速栞とのデートイベントが。
ゲームセンターで栞の反射神経のなさに笑い、雪の積もった公園で雪遊びをと楽しい時間を過ごす２人。

ちなみに公園のシーンで流れていたアレンジの掛かった「Last regrets」はI'veのコンピレーションアルバム「regret」に収録されている「Last Regrets X'mas floor style」でした。これまでもゲームサントラだけではなく色々なアレンジアルバムから曲が使用されているのには気付いていましたが、まさかこのアルバムにしか収録されていない知っている人もどれくらいいるのだろうというこのアレンジをここ流すとは。やはり京アニ油断できませんね。

その後休日の学校に忍び込んだ２人、さすが毎夜のように忍び込んでいただけあって祐一は堂々としたものですｗ
そして本来栞が学んでいるはずだった教室で栞の口から改めて語られる事実。それは当然栞の病気は風邪などではなく１学期の始業式に登校して以来ずっと授業に出てこれないほど重いものであること・・・
そしてそんな栞の願いはただ大好きな姉と同じ学校に通い、裏庭で一緒にお弁当を食べ、一緒に寄り道して帰る。ただそれだけの安上がりな・・・安上がりだったはずの夢。しかし現実は・・・・

そして今週最大の見せ場はやはり夜、雪の中での香里の激白でしょうか。
ここは舞い落ちる雪の演出もかなり力が入っており、その雪の景色に思わず見入ってしまいました。

そしてそんな情景の中これまでかたくなに否定していた栞との関係を姉妹と認める香里。おそらく祐一もそこまでは既に分かりきっていたのでしょうが
その後に続く栞がもうすぐ迎える次の誕生日まで生きられないと医者に宣告されているという言葉までは予想できてはいなかったでしょう・・・
これまで頑なに栞を妹と認めてこなかったのは弱っていく妹を見ていたくなかったから。もうすぐいなくなる事実を認めたくなかったから。残された時間から逃げるためだったと告白し、祐一に問いかけます

「あの子…なんのために…生まれてきたの…」

と・・・
何も答えることのできない祐一とただただ降り続ける雪・・・・
ただ姉と一緒に何気ない当たり前の時間を過ごしたいと願う妹と妹の運命を受け入れられずその妹までもを否定してしまった姉。
果たしてこの姉妹が笑顔で笑い合える時はやってくるのでしょうか・・・・



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