
![]() | エルフェンリート 5 (5) 岡本 倫 (2003/08/19) 集英社 この商品の詳細を見る |
ようやっとここまで来た感のある第10話は前回のコウタとルーシーの過去に続いて蔵間室長の過去編。
明らかになる過去とその想い・・・
再び楓荘で相対するルーシーとナナでしたがマユの必死の説得とその言葉に過去のコウタが重なったルーシーは戦意喪失。
そしてそのままナナは楓荘でご飯をご馳走になることに。そしてそこで振舞われる暖かい食事に安らぎを感じるナナ・・・
一方蔵間室長は昔のことを思い出していました。大学(院?)の同級生・角沢(後の教授)に誘われ1度は断ろうとしたものの「人類の起源を見たくないか」という言葉にその申し出を受け国立生態科学研究所に勤めることとなった蔵間。鎌倉を中心とした地域で突然変異的に生まれるようになった2本の角を持ち3歳ぐらいになると突如として殺人衝動に目覚める女児達を隔離し実験・研究を行う施設だった。そこで行われる非人道的な実験に嫌悪を抱く蔵間だったが、角沢の人類のためという言葉に研究を続けるのでした・・・
そんなある日、実験体の1人、3番と名付けられた二觭人が脱走。角沢の手により始末はされたが彼女は蔵間にそしてその同僚の1人・大森にある贈り物を贈っていたのでした。その贈り物が先に発覚したのは大森の方。生まれた彼の子供は二觭人だったのです。
長官の命により生まれた二觭人は殺してしまうことが決定しており、その子供も蔵間の手により・・・
さらにその後に生まれた蔵間の子にも2本の角が・・・
心を鬼にし自らの子供も手にかけようとする蔵間でしたが奥さんがそれに反発。出産時に癌により子宮を摘出する手術を受けていた彼女は手術直後に暴れたことで出血。そのまま出血多量により重体に。そしてその隙に子供を殺そうとする蔵間でしたが、なんとその場に集中治療室にいたはずの奥さんが・・・ってマジでどうやって出てきたんだろう?医者も看護婦もちゃんと見ておかないと。そしてそのまま奥さんは出血多量によりその場で・・・・・
しかし、その事件が契機となり判明したベクターウイルスの存在。それに感染した人間の子供は二觭人となってしまうわけですね。男が生まれない為に人間にウイルスを植え付けその子供として生ませることで繁殖を行うわけですがこの方法だと人類を全て滅ぼしてしまうと彼女達は繁殖の方法を失い滅びの道を進みそうなんですが・・・
また角を持って生まれた子供、第2世代以降の二觭人に用いられる「ジルペリット」という呼称ですがこれは第8話の記事に書いたフーゴー・ヴォルフ のヴォルフの歌曲「妖精の歌」に出てる妖精の女王に仕る妖精と人間の間に生まれた少女の名前が元になっています。おそらくルーシー(女王)と人間の間に生まれた子供ということでそう名付けられたのでしょう。
その後蔵間の子供は長官の計らいにより殺されることなく研究所に収容されることに。しかしそれにより蔵間は長官の命には決して逆らうことができなくなったわけです。
そして現在の研究所。分厚い隔壁の奥に隔離される26本もの腕(ベクター)を持ちその力はルーシーをも凌ぐと言われるその個体。唯一の第3世代 35番と呼ばれるそのジルペリッドの正体は・・・・というところで次回
さて、今回トップに持ってきたコミック第5巻の表紙ですが、おそらくアニメ版のみの方には見覚えのないキャラクターでしょう。彼女こそが以前の記事で書いたアニメ版ではオミットされてしまったコミック版だけの登場人物・ノゾミちゃんです。この巻が初登場(時期的には海岸における坂東とナナの戦いの直後頃)になった彼女は音大を目指しているユカの高校時代の後輩でとある事情から楓荘で受験勉強をすることになります。また彼女は緊張してしまうと出るある癖の為に常にある物を装着しているのですが・・・まあ色んな意味でインパクトはありました( ̄∇ ̄;
またこの間は彼女の初登場以外にもある意味を持っていた巻でした。
それまでは某巨大掲示板など一部でのみ用いられていたエルフェンリートファンの呼称「エルフェニスト」が帯に使用され公式に認定された巻でもありますw
そしてそのままナナは楓荘でご飯をご馳走になることに。そしてそこで振舞われる暖かい食事に安らぎを感じるナナ・・・
一方蔵間室長は昔のことを思い出していました。大学(院?)の同級生・角沢(後の教授)に誘われ1度は断ろうとしたものの「人類の起源を見たくないか」という言葉にその申し出を受け国立生態科学研究所に勤めることとなった蔵間。鎌倉を中心とした地域で突然変異的に生まれるようになった2本の角を持ち3歳ぐらいになると突如として殺人衝動に目覚める女児達を隔離し実験・研究を行う施設だった。そこで行われる非人道的な実験に嫌悪を抱く蔵間だったが、角沢の人類のためという言葉に研究を続けるのでした・・・
そんなある日、実験体の1人、3番と名付けられた二觭人が脱走。角沢の手により始末はされたが彼女は蔵間にそしてその同僚の1人・大森にある贈り物を贈っていたのでした。その贈り物が先に発覚したのは大森の方。生まれた彼の子供は二觭人だったのです。
長官の命により生まれた二觭人は殺してしまうことが決定しており、その子供も蔵間の手により・・・
さらにその後に生まれた蔵間の子にも2本の角が・・・
心を鬼にし自らの子供も手にかけようとする蔵間でしたが奥さんがそれに反発。出産時に癌により子宮を摘出する手術を受けていた彼女は手術直後に暴れたことで出血。そのまま出血多量により重体に。そしてその隙に子供を殺そうとする蔵間でしたが、なんとその場に集中治療室にいたはずの奥さんが・・・ってマジでどうやって出てきたんだろう?医者も看護婦もちゃんと見ておかないと。そしてそのまま奥さんは出血多量によりその場で・・・・・
しかし、その事件が契機となり判明したベクターウイルスの存在。それに感染した人間の子供は二觭人となってしまうわけですね。男が生まれない為に人間にウイルスを植え付けその子供として生ませることで繁殖を行うわけですがこの方法だと人類を全て滅ぼしてしまうと彼女達は繁殖の方法を失い滅びの道を進みそうなんですが・・・
また角を持って生まれた子供、第2世代以降の二觭人に用いられる「ジルペリット」という呼称ですがこれは第8話の記事に書いたフーゴー・ヴォルフ のヴォルフの歌曲「妖精の歌」に出てる妖精の女王に仕る妖精と人間の間に生まれた少女の名前が元になっています。おそらくルーシー(女王)と人間の間に生まれた子供ということでそう名付けられたのでしょう。
その後蔵間の子供は長官の計らいにより殺されることなく研究所に収容されることに。しかしそれにより蔵間は長官の命には決して逆らうことができなくなったわけです。
そして現在の研究所。分厚い隔壁の奥に隔離される26本もの腕(ベクター)を持ちその力はルーシーをも凌ぐと言われるその個体。唯一の第3世代 35番と呼ばれるそのジルペリッドの正体は・・・・というところで次回
さて、今回トップに持ってきたコミック第5巻の表紙ですが、おそらくアニメ版のみの方には見覚えのないキャラクターでしょう。彼女こそが以前の記事で書いたアニメ版ではオミットされてしまったコミック版だけの登場人物・ノゾミちゃんです。この巻が初登場(時期的には海岸における坂東とナナの戦いの直後頃)になった彼女は音大を目指しているユカの高校時代の後輩でとある事情から楓荘で受験勉強をすることになります。また彼女は緊張してしまうと出るある癖の為に常にある物を装着しているのですが・・・まあ色んな意味でインパクトはありました( ̄∇ ̄;
またこの間は彼女の初登場以外にもある意味を持っていた巻でした。
それまでは某巨大掲示板など一部でのみ用いられていたエルフェンリートファンの呼称「エルフェニスト」が帯に使用され公式に認定された巻でもありますw
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明日が返却日なので、どうしてもアップアップせずにはいられない状態なのですが・・・。実は、続々と「エルフェンリート」の記事を書いてくださるという(了承してくださった)方々が増えて参りまして!今から
2007/05/20(日) 19:29:20 | ルーツ オブ ザ まったり!

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