「アンチスパイラル」を名乗り突然人類殲滅を宣言した二ア。
真意を問いただすために彼女の姿を求めラガンでカミナシティーを彷徨うシモン。



一方ロシウはこれまで起こったこと、今起こっていること、そしてこれから起こるであろうこと。
その全てを知るために生体コンピューター・・・ロージェノムの知識と記憶を起動。
そして彼の口から語られる真実。




進化する力「螺旋力」。
螺旋遺伝子（ＤＮＡ）を持つ生命。
螺旋構造を持つ銀河。
全てが螺旋力により無限増大を行う。
それが宇宙の理。
しかしその螺旋力を恐れるものたち「反螺旋族・アンチスパイラル」が出現。
ロージェノムもかっては銀河を守るために彼らと戦う戦士であったが、螺旋族は戦いに敗れ地球ヘ撤退。
ラゼンガンも巨大テッペリンもその他のガンメンもアンチスパイラルと戦う兵器だった。
ラガンも同様で最強兵器の１つだったものをロージェノムが地中に封印。それを偶然シモンが掘り当ててしまった。

さらにアンチスパイラルは螺旋生命反応のある惑星に螺旋生命体殲滅システムを設置。
地上の螺旋生命が一定数を越えるとそれを感知し起動するその兵器。
その為にロージェノムは人類を地下に押し込め一定数を保つよう管理してきた。

とまあここに来て一気にこれまでの謎が解明。
まあこの辺りはだいたい大方の予想通りといったところでしょうか。

螺旋の力に突き動かされ進化を上昇をする人類は恐らく口で言っても分かろうとしない。だから力で押さえつけるしかなかった。
まあロージェノムの言いたいことやってきたことも分からないでもないですね・・・
僅か７年で地上に大都市を築き、月に探査ロケットを打ち上げるまでにいたった人類。
これが螺旋の力なんでしょうね。




一方シモンも探し出した・・・というよりは向こうから姿を見せたどこか様子のおかしい二アから同じ話を聞かされ、さらに彼女の秘密についても知ることに。

二アは螺旋遺伝子の中に潜伏し、螺旋生命体殲滅システムが起動した時に目覚める仮想生命、アンチスパイラルのメッセンジャーだった。
二アとして、ロージェノムの娘として生まれたのはまったくの偶然だったようでもしかしたら他の誰かだったかもしれないということなんでしょう。

そして明かされる螺旋生命体殲滅システムの正体。
それは「月」。３週間後月が軌道を外れ地球に落下してくるというもの。
ロージェノムの予言どおり文字通り月が地獄の使者というわけです。
月に何か兵器が隠されているとか考えたりもしましたが、確かに単純ですが確実で防ぐ手立てのない手段です・・・




さらに再度・今度は２体が姿を見せたアンチスパイラルの機動兵器・ムガン（おそらくネーミングはガンメン・顔面に対しての無顔でしょうね）



グレンラガンで立ち向かうシモンは今度もなんとか撃破、爆発による街への被害も最小限に抑えるものの、



街中（世界中？）に放映されてしまった月落下の事実と目に見えて襲い掛かってきたムガンが人々を恐怖に駆り立て、まさに暴動一歩手前。

そしてこの事態にロシウがとった一つの行動。
されは・・・・


シモン逮捕・・・


これまでの謎が一気に解き明かされ、怒涛の展開を見せる第３部ですが・・・どうもこれまでみたいにスッキリした展開とはいきませんね。

とことん不幸になっていくシモン。
果たしてこのどん底の状況からの反抗はあるんでしょうが・・・・しばらくはこのモヤモヤした展開が続きそうです。